帰り花とは、小春日和が続いたときに、ふと思い出したように時ならず咲き帰る花のことです。
人生の中盤にもそんな日があると嬉しいですね。
[ピエロ]
帰り花愚痴のこぼせる友のいて
普段はピエロのように周りを笑わせていても、やっぱり泣きたくなる日もある訳で。
そんな時、本音を話せる友がいるのは幸せです。
[どんぐり&銀杏]
木の実落つ童話のごとき一夜あり
さて、どんな一夜でしょう。みなさんのご想像にお任せします。
[教会]
わが為の手のひらほどの聖樹かな
家族とともに過ごすクリスマスもいいですが、時には自分の為だけにMerry Christmas☆
[ツリー]
華やぎの悲しみにも似てクリスマス
街に溢れるイルミネーション、クリスマスソング…そんな中にいると
時折こんな気持ちになる私はかなりの天邪鬼かも知れません?
初冬の「帰り花」は、ほっこりとした暖かさをを感じます。
今、真冬の庭に大好きな薔薇が咲いていますが、あの華やかさは
微塵もありません。ただ耐えているという風情が愛おしく思えます。
人生の終盤にも、そんな日があるのです。 私の思いも重なって
「ピエロ」の俳画とても素敵です。
「どんぐり 銀杏」の句・・・童話のごとき一夜あり・・・
ああ~ 何という表現力! 私は宮沢賢治の世界へ・・・・・・
すてきなコメントありがとうございます。寒い時季に咲く花にはことさら心惹かれる...そんな歳になったのかも知れません。