未分類 春に百三歳の祖母を見送りました 2016年6月15日 sui コメントする 産まれるのが後二週間遅ければ大正生まれだったというのが口癖の、明治の女でした。 春風や百の媼と明日語る 盲ひたる祖母の愛する新茶の香 良きことのみ祖母には伝ふ秋の夜 冬ざくらぽつりぽつりと祖母の愚痴 残花散る明治の女人(ひと)の逝きにけり