春も半ば、今月は、周囲の溢れる緑と花々の色とは逆に
墨の色だけで描いてみました。
鯉のぼり
父と子の寝相同型子供の日
親子って、案外変なところが似るものらしいですね
郭公
草笛や雨情白秋繰り返し
山道でふと幼い頃を思い出し草笛を吹いてみることがあります
やはり吹いてみると懐かしい童謡歌ばかり…
筍
父が炊く筍飯のこげの味
筍ご飯、鰹のたたき…
なぜか父親が張り切るメニューというのがあります…
鰹
生臭き土の臭ひや梅雨の夜
梅雨のはしりは埃っぽい大地の臭いを叩き出すような雨が降ります
初鰹と冷酒と梅雨のはしりがなぜか記憶に重なります…
燕
梓川柳絮の風に従へり
柳絮とは柳の綿のような種子です
飛騨高山を散策した折に川縁で作りました