おしらせ 大和路 2020年1月1日 sui コメントする 今月は細見綾子さんの奈良を詠んだ句をテーマにしてみました。新しい時代が幕を開けましたが、 奈良には今以て悠久というに相応しいゆったりとした時が流れているような気がします。 【法隆寺】千年の一と時生きて吾余寒 綾子句 【平城宮跡】畦焼の香を伎藝天の膝下まで 綾子句 【伎芸天】女身仏に春剥落のつづきをり 綾子句 【唐招提寺の道】古き土と思はざらめや冬の雨 綾子句 【若草山山焼】山焼きを見したかぶりを持ち来る 綾子句