俳画で源氏物語 五

かつて土佐光起は「初音」の場面を六曲一双の屏風そのものを
御簾に見立て、御簾越しに散り敷かれた草子や
反故などが見える様に描きました。

見る者は
いかにも室内を垣間見ている気持ちになったことでしょう。
さすがに私は御簾越しの手法を真似するのは控えておきました…